Trip3「信楽高原鐵道+近江鉄道」
半年ぶりの更新。今回は信楽高原鐵道と近江鉄道に乗って彦根まで。彦根に行く目的は「ご当地キャラ博」。全国から彦根にゆるキャラが集合するゆるキャラ好きにはたまらんイベントです。
さて、信楽といえば信楽焼き。今やっている朝の連続テレビ小説「スカーレット」の舞台で人気が出てきていますね。駅前には沿線民は勿論、観光客用に無料駐車場がありましたので気軽にロケ地巡りができそうです。
名物、駅前の「たぬきでんわ」もハロウィン仕様。季節によって着せかえタヌキと化しています。
しかしこの日は悪天候なこともあり、なんぞこの忌々しいタヌキは…。
左を見ても右を見ても狸です。ひょっとして人口より狸のほうが多いのでは?というくらい狸の街なのでタヌキマニアやタヌキストにはたまりませんね。
忍者な気動車SHINOBI-TRAIN(SKR311)に揺られいざ貴生川へ。
23分ほど揺られ、終点貴生川駅に到着。
貴生川駅からは沿線住民から「ガチャコン」の愛称で親しまれている近江鉄道に乗り換え。
停まっていたのはレトロな塗装の赤電。(820形)赤電は1960年代に活躍し、2016年に創立120周年を記念して復刻カラーに仕立てたそうです。
ここからものんびりとした田園風景と住宅地を眺めながら彦根に向かいます。ローカルな風景に運転士さんの揺れる後ろ姿も絵になります。
1時間30分かけて彦根駅に到着。(JRなら貴生川−彦根を1時間程で着けます)
さすがにずっと座っていると軟弱者の私は腰とお尻が爆発しそうでした。
さぁ、ゆるキャラ達に会いに行きますよ〜。
Trip2 鉄旅「姫路」
久々に電車に揺られるか。
所要時間は私が住む京都から新快速で1時間40分程。
姫路駅で下車し、大通りを20分程歩くと目の前には大きな城が姿をあらわしました。
そう、姫路城です。別名白鷺城とも呼ばれ、日本100名城にも選定されています。
赤松則村が砦を築いたのが始まりといわれ後に貞範により建てられた姫山の城が姫路城の最初とされていますが諸説あるようです。
入城料は大人1000円。
女一人旅は寂しいな…と思いましたが、意外と一人で来られている同年代の女性を多く見かけたので(歴女?)ちょっと安心しました。
まだまだおひとりさま慣れしていない私です。
白漆喰総塗籠造の白壁が特徴的な5重6階建ての大天守を見学し、その後は西の丸百間廊下と千姫化粧櫓へ。城内は結構な広さなのでいい運動になりました。
井戸がある。
そういや最近若い子に「何ですかそれ?」と言われ衝撃を受けました。
その後は小雨が降ってきたのと小腹も空いたので姫路城に別れを告げ姫路駅へ戻りました。
道中なんとなく山陽姫路駅のホームをチラ見して帰りました。特に意味はありません。
そしてJR姫路駅舎内にある「播州うまいもん処」(フードコート)へ。
姫路玉子焼きを食す。昼間からビール。
兵庫は美味しいものがいっぱいで素敵ですね。
Trip.1.5 鉄旅「北条鉄道」
北条町駅に到着し「さて、何処へ行こうかな」
はい、ノープランです。_(:3 」∠)_
駅前の観光マップを見て駅から比較的近く何だか面白そうな「五百羅漢」を見に行くことに。
徒歩約15分、羅漢寺に到着。隣の中学校からは昼休みなのか沢山の子どもの笑い声が聞こえてきました。
受付でおかあさんに拝観料(200円)を払い、簡単な説明を受ける。「親やご先祖様に似た顔があると言われています。一体一体じっくり見てみて下さい。」
うーん、凄い数の石仏。一体一体お顔は勿論手や身長も違って面白く見てて飽きない。
それよりも「蚊」にかまれまくって痒かった(;_;)
駅へ戻り、次に目指すは「法華口駅」
30分程歩き「鶉野飛行場跡」へ。
お天気も良く10月でも半袖で良いくらい暑く、目的地に着いた頃には汗だくでした。
思ったより殺風景で思わず「えっ」という感じでした。が、約70年前に「紫電」や「紫電改」が製造されここで試験飛行をし、その後若い命が散っていったこと考えるととても胸が痛くなりました。
本当にいい天気です。歩いてて気持ちいい。
駅に戻り、駅舎の中にあるパン屋さんで米粉らすくを買いのんびり列車の到着を待つ。
あっ!
さっきと違うのがきた!!
やっぱりボックス席の方が旅感が出ますね。
その後は粟生駅に帰り今回の旅は終了しました。沢山の優しい人や景色に出会い日頃の疲れが癒えました。
やはり知らない地へ行くのは良いですね。
Trip.1 鉄旅「北条鉄道」
今回は【北条鉄道】に乗りに行ってきました。
新開地から神戸電鉄粟生ゆきに乗車。
運転台にチョコンといる可愛い乗務員さんは神鉄のマスコットキャラクターの「しんちゃん」。神鉄は勾配や曲線が多く最急勾配が50‰と、まさに登山鉄道であり「全国登山鉄道‰会」にも加盟しているそうです。
新開地から約一時間程電車に揺られ終点粟生に到着。連絡橋を渡り目的の北条鉄道へ。
階段を降りると……
シブいヤツがいました。
北条鉄道は小野市の粟生〜加西市の北条町間を気動車が走る片道22分のローカル線。
初めて見る気動車、初めて聞く音にテンションは上がりワクワクが止まりません。(鉄道オタクでないので形式や床下の話はよく分かりません。)
発車までに車内で運転士さんから「1日フリーきっぷ(820円)」を買います。粟生⇄北条町が片道410円なので良心的なお値段。
ディーゼルの爆音とレール継目の心地よいサウンド、程良い揺れ、右を向いても左を向いても一面田畑、ポカポカと射す太陽。決して都会では味わうことのないローカルならではの光景。
(続く)